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体 験 型 実 習

 建築施工管理の屋外体験型実習
 
 毎年約300名の学生が「職業訓練法人 全国建設産業教育訓練協会 富士教育訓練センター」において屋外型の建設実習を行っています。実習カリキュラムは「総合建設実習」・「施工管理実習」と大きく2つに分けられ、「総合建設実習」は仮設・測量・構造の基礎的な実習、「施工管理実習」においては卒業学年の学生が自らの専攻コースに応じた、より実務的な内容の実習を行っています。
 総合建設実習
 
 総合建設実習は、教室内において学習の出来ない「施工・測量」を中心にした「屋外実習」を行なうことで、基礎技術の習得だけでなく、職業観育成の一助となることを目的としています。  
安全管理教育
総合仮設実習
建築測量実習
構造配筋実習
 総合建設実習(木造)
 木造建築の基礎工事に必要な水盛、やり方の手順を理解し、その重要性と工事の流れを習得します。  
安全管理教育
総合仮設実習
建築測量実習
水盛、やり方実習
 総合建設実習(設備)
 総合建設実習(設備)では、建築や設備に関する知識を基盤に、設備技術者として必要な「測量」や「給排水設備」に関する実践的な技術を在学中に習得します。  
安全管理教育
測量実習
屋外配管施工実習
屋内配管施工実習
 施工管理実習(基礎躯体)
 RC造における基礎躯体工事の一連の作業(鉄筋組立て・型枠建込み)を体験し、施工管理者としての「管理方法」・「工事写真の撮影方法」・「躯体数量積算」などを習得し、将来建築の施工管理を仕事とする学生が、即戦力となる事ができる技術を身に付けます。   鉄筋組立て実習
型枠建込み実習
躯体数量積算演習
 

 施工管理実習(地質・鉄骨)
 建築構造設計に必要な地盤のデータを得るための地質調査と、鉄骨造の構造上、最も大切な高力ボルト接合とアーク溶接接合の実習を行い、設計者として基礎的な構造計画の技術を習得します。  

地盤調査実習

鉄骨建方実習
鉄骨溶接実習
   
 施工管理実習(設備)
 集合住宅を想定した給排水管や換気設備の施工及び、衛生陶器の据付け・手すりなどの補助器具を取り付ける実習を行うことで、建築設備技術を身に付けることを目的としています。   屋内配管施工実習
衛生陶器据付け実習
ダクト施工実習
   
 学生コメント
 
 施工管理実習「基礎躯体」を行なったことで、建物で普段は目にする事のできない「基礎」の部分ができる過程を、実際に体験できたことにより、今まで疑問に思っていたことが分かっていく実感を持つことができました。また、現場の雰囲気や職人の方の大変さが少しでも感じ取ることができたのも、大きな経験でした。
 建築の現場監督を目指す者として、何事も経験をする事が重要で、この実習を通して座学においてもより深く理解でき、建設業の基本を知る事ができました。また、施工管理実習では建築の事だけではなく社会人としての常識やマナーなども身に付けることができました。総合建設実習や施工管理実習に参加し様々な体験をさせて頂いた事に感謝しています。
 
関 和真 君
建築工学科
 木造建方実習
 
 木造建築科では、1年生の後期10月に、4泊5日で軽井沢研修所(南ヶ丘倶楽部)にて木造建方実習を実施します。木造建方実習では、これまでの成果をふまえ、より木造の基本的な構造及び建方手順を理解することを目的とします。
 土台敷き
 
 トランシットを使い、基礎の上に基準の墨を出します。その墨からアンカーボルトの位置を土台に出し、穴をあけ土台を敷きます。
トランシットによる墨出し
土台敷き
アンカーボルトの穴あけ
 建 方
 
 柱を一本ごと土台に建てます。次に桁を架けます。外周の桁と主要な梁が架かると建て入れ直しを行い建物を垂直に直します。そして、仮筋違を打ち固定します。
桁を架ける
梁を架ける
建て入れ直しと仮筋違
 小屋組
 
 桁、小屋梁が架かると小屋束・母屋・棟木・隅木を架け、屋根の骨組をつくります。隅木と配付垂木の取付けも行います。
母屋を架ける
隅木の納まり
垂木を架ける
 壁下地
 
 壁の骨組をつくります。本筋違を入れ筋違プレートを取付けます。次に間柱を入れますが、筋違と交差する部分は間柱を斜めに欠き込みます。窓の部分は窓まぐさと窓台を取付けサッシをはめ込みます。
本筋違取付け
間柱加工
アルミサッシ取付け
 束立床組
 
 1階の床の骨組みをつくります。鋼製束を大引きに取付け、大引を910間隔に入れます。大引に根太間隔の墨をして根太を取付けます。水糸を張り、根太の上端を水平にします。
鋼製束取付け
大引の取付け
根太取付け
 建方完成
 
 木造建方実習を体験したことで、軸組工法の手順や骨組が理解できます。
隅木と配付垂木の納まり
全体の姿
記念撮影
 学生コメント
 
 学んだ部材の組み方が、実際に建方実習を進めていく中で分かることがあり、木造住宅について理解できました。木造建方実習は、よい経験になったと思います。今回の木造建方実習を通して現場に関わる仕事がしたいという気持ちが更に強くなりました。この経験を今後の生活に活かしていきたいと思います。
 市川 健人 君
木造建築科
 選択科目 施工管理・測量 
 
 選択科目により、実務的な内容を視野に入れた建設実習を行っています。「施工管理・測量」を中心にした座学だけでは学習のできない事を実習で卒業後、即戦力として活躍できるように、仮設及び品質管理の基礎知識を学び、施工管理技術者として、基礎構造の理解、及び図面の読み方・施工管理のポイント、また建築測量の基本と応用力を実習により身に付ける内容です。施工計画演習、基礎構造演習、建築測量実習の三本柱を軸に施工管理技術者としての基礎知識と技術の習得を目指しています。
 測量
 
 施工管理・測量では、建築測量としての基礎を学び、実際の現場での応用力を習得するために現場を想定した環境の中、実習を行います。
 墨出し
 
 基準線を測量機器の応用操作で求め、基礎、基礎柱、基礎梁のコンクリートの姿を捨てコンクリートに見立てた合板に墨出しをする実習を行っています。普段は、図面としているものが原寸の形として表現されます 。
 基礎+柱+梁 鉄筋組み立て
 
 施工管理・測量の総まとめとして、(基礎+柱+梁)部位の鉄筋組立てを行います。建築測量⇒墨出し⇒仮設工事⇒鉄筋組立ての実習を行うことで、総合的な施工計画力を身付け、現場における応用力の体得を目指します。
 基礎+梁部位鉄筋組立て
 
 施工管理・測量の総まとめとして、(基礎+柱+梁)部位の鉄筋組立てを行います。建築測量⇒墨出し⇒仮設工事⇒鉄筋組立ての実習を行うことで、総合的な施工計画力を身に付け、現場における応用力の体得を目指します。
 学生コメント
 
 私が選択科目 施工管理・測量を選んだ理由は、図面を頭の中で想像するだけでなく実際にやってみることで、イメージ出来るようになりたいと思ったからです。
 授業内容は現場で行われる梁や柱の鉄筋の組み立てを行ったり、仮設工事を計画してCADで図面を描いたりしました。実技を競いながら正確に組み立てる事が出来るかなど、現場さながらの緊張感を持ちつつも、楽しく作業することが出来ました。私の就職先は、設計から施工までの一貫して行っている会社です。直接施工に関わることは少ないと思いますが、この授業を受けて、また違った視点で見られるようになり、この経験を仕事にも活かしていこうと思います。
 新良貴 美季 さん
建築設計科

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