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卒業生からのメッセージ
 

 デザインスキルだけでなく広い視野を養うことで、”夢”を叶える
 建築家になれる!

私は幼少時から建物が大好きで、いつしか建築家を志すようになりました。高校卒業後の進路として、ごく自然に建築関係で高い実績を誇る中央工学校を選んだのです。この選択は、今振り返れば非常に大きかったと思います。専門知識や技術の習得だけでなく、切磋琢磨し合える生涯の友人と出会うなど、日々向上しようとする精神が磨かれたからです。
それだけでなく、非常に高い目標を掲げることで、自分に厳しくする習慣も身につきました。学生時代はル・コルビュジェやフランク・ロイド・ライト、谷口吉生といった著名な建築家に憧れ、近づこうと努力しました。また、社会に出てからは「20代で一級建築士」「30代で建築家として独立」を目標とし、達成してきたことが今でも自信となっています。
建築家は、建築主の“夢”を叶える仕事です。しかし、デザインや設計面といった見た目の格好だけでなく、機能性や耐久性、メンテナンスまで考えて初めてその役割を果たすことができます。

 谷口 豊幸 

谷口豊幸・建築設計工房
  一級建築士事務所
 
 建築設計科 
    1981年度卒

 
 世界に一つだけのものをつくるというやりがい、「一生の夢」を実現   するお手伝いができる喜び。

当社は施工専門、しかし分譲や建売は一切やらない会社です。手がけるのは、建築家が設計した世界に一つだけの物件のみ。そのため、常識外の技術や手間が求められる案件も多く、つねに新しいものに挑戦させてもらっています。建築家が描く図面には、理想があります。それを、実際の形にする際に求められるのは「雨を漏らさない」仕様にすること。そこには、建築家が理想を描いた「線」を「形」にするやりがいがあり、お客様の「一生の夢」を実現するお手伝いができるという喜びがあるのです。

 市川 信明 

 平成建設株式会社 
 代表取締役社長
 
 建築設計科 
    1978年度卒


図面は手段の一つに過ぎない。クライアントとのプロセスこそ大切。

建築には、最初からカタチがある訳ではありません。そこにあるのはクライアントからの様々な要求。それは漠然としたものであったり、細かなディテールにこだわるものであったりと様々です。これに建築家がどう答えていくか。提案を積み重ね、試行錯誤していく中で、はじめてカタチが見えてくるのです。設計図書を描くことは、むしろ手段の一つであり、クライアントとの打ち合わせや、納得いただきながら、次のステップに進んで行く・・・。私は「つねに納得できるプロセスを、クライアントと共有すること」を大切にしています。街で出会う様々な建物には、どのようなプロセスがあるのか、それを読み取る感性を養ってください。

 鎌田 雅宏

 鎌田建築設計事務所
 建築家
 
 建築設計科 
     1982年度卒


 「線一本を大切に」という考え方がデザイナーとしての原点。

インテリアや空間をプロデュース、フラワーデザイン、雑誌のスタイリングからテレビ(「今田ハウジング」など)の企画までさまざまな仕事を手がけていますが、そのすべての原点となっているのは中央工学校で学んだ「線一本を大切に引け」という考え方です。ていねいに引いた線には意志が込められていますし、人の心を動かします。例えば、たった一枚の絵からアイデアが広がりテレビ番組が生まれることもあるので、自分の五感を大切に、目の前にあるもの一つ一つに正面から向かい合っていくことがデザインの基本だと思っています。

 佐々木 真一 

 デザイナー
 
 建築設計科 
    1990年度卒


 独立してさらに感じる建築の仕事の重さと責任。

建築設計・内装設計、店舗設計、これら一連の現場監理業務などを担当する設計事務所を開業して数年になります。私がつねに意識しているのは、建築という仕事の重さ・人に与える影響の大きさです。設計は、建築と社会のルールに則り、施工さんの意向を様々な角度から満たしていきます。それはそこに暮らす人、働く人、周りの人、すべての人の未来を見つめ、考えたものでなければなりません。建築という仕事に課せられた責任の重大さを、独立してさらに痛感している毎日です。いままで多くの方と一緒に様々な建築物をつくり上げてきましたが、この人との出会いすべてが、私の大切な財産です。多くの仲間と共に、自分の信じる建築の姿を、今後も追い続けていきたいと思っています。

 三山 孝

 ミヤマデザイン一級
 建築士事務所 
 建築士・主宰
 
 建築設計科 
    1990度年卒


 幅広い知識を得たからこそ、お客様を多方面からサポートできる。

 私は、住宅メーカーでお客様の家づくりのサポートをしています。家づくりというのは、単純に立てれば済むものではありません。その構造についてはもちろん、法律上の問題や資金計画までアドバイスする必要があるので、中央工学校で幅広い知識を得たことはとても役立っています。また、学生時代に軽井沢研修で学んだ「一期一会」の精神は非常に大切にしています。お客さまにとって家とは、一生の買い物。中途半端な仕事やミスが許されない分、大きなやりがいと喜びが感じられる仕事だと思っています。

 近藤 祐介
 
 住友林業株式会社 
 住宅事業本部
 埼玉支店 主任
 
 建築設計科
     1993年度卒


 自分が感じたことを「建築」という形で表現する喜び。

当社は、個人住宅系と店舗系が半々くらい。建築設計、内装設計、インテリアデザインをバランス良く受注している会社です。私は建築設計と内装設計に関するデザイン、実施設計、見積もり、業者の選定、現場監理を担当しています。この仕事の面白さは、自分で感じた様々なことを「建築」という形に表現できることだと思います。敷地を見て感じたこと、施主様とお話しして感じたこと、そこに自分自身の建築への思いを盛り込み、形にしていく・・・。このデザイン作業は、とても緊張する反面、建築士であることの幸せを最も実感できる瞬間です。だからいつも新しい情報や感覚に触れたいと、時間の許される限り、町を散策しています。建築の世界は、まさに一生が勉強ということですね。

 橋本 美智子

 建築士

 建築設計科女子部
 (現:女子建築設計科)
      1990年度卒


 乗り越えるハードルが多いほど、完成した時の感動も大きい。

私は電気設備の設計監理を中心に、コンサルテーションなども含めて幅広く担当しています。設計とは、白紙の状態から条件を整理し、具体的な形にしていくことだと思っています。建築設備の場合は、基本的に一件一件がオリジナルの設計です。設計者によって、その進め方や内容が変わります。だからこそ、物を創る、自分が担当しているという実感が強く湧いてくるのです。大規模な施設の場合、設計から監理まで担当すれば、3〜5年は経過します。その間に様々なハードルを乗り越えなければなりません。しかし、その苦労も竣工やオープニングを向かえた瞬間、すべてが感激に変わります。建築物という形で結果が残り、その大きさだけ達成感も大きくなる、それがこの仕事の魅力です。

 林 達也

 株式会社森村設計 
 環境部マネージャー

 建築設備科
 (現:建築設備設計科)
     1986年度卒


 『想像がカタチになる』ことがデザインの魅力。
 人とデザインに対して丁寧に向き合う姿勢が大切。

私にとってデザインの魅力とは、『想像したものが現実になる』ことに尽きます。しかもデザインをカタチにするためには、メーカー、業者、職人などの協力が必要となりますので、その価値観を皆で共有できるという喜びも加わります。デザイナーとは、クライアントの様々な条件や要望に対して、適切な答えを導き出すのと同時に、そのデザインに意味を思い込め、表現することに責任を持つことが大切だと思っています。いま思うと、このようなデザインに対する姿勢は、教科書で学ぶ知識だけでなく、学校内外での社会勉強が、非常に役立っていると実感しています。

 関 洋 

 セキデザインスタジオ
          代表
 インテリアデザイナー

 建築室内設計科 
     1985年度卒




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