キャンパスニュース

2018.09.14 建築

国内建築研修旅行 静岡方面 [その他]

7月24日(火)~25日(水)に、国内建築研修旅行を実施しました。
国内の有名建築家が設計した建物の見学を通して、実際の空間を体験し、今後の学習活動の一助とすることを目的として、建築系の学生を対象に、年に一回夏休みに実施しています。
建築・インテリアを学ぶ上で、実際にその場所に訪れ、写真や雑誌で見るだけではわからない「場の空気」を体感することはとても大切なことです。
今回は、静岡方面の公共施設建築をメインに見学を行いました。
それでは、学生たちの見学の様子をお届けします。

王子を出発し、最初の見学先は神奈川県の仙石原にあるポーラ美術館です。敷地は国立公園内。建物をすり鉢状の構造体としてそのほとんどを埋没させて、自然環境との共存を目指した美術館です。建物へはブリッジを通ってこの写真にあるエントランスから入場します。

ポーラ美術館では「ルドン ひらかれた夢」展が開催されていました。美術館の方からルドンについてのレクチャーをしていただき、大変貴重な機会となりました。

 

次に訪れたのは静岡県掛川市にある、ねむの木子ども美術館「どんぐり」です。
どんぐりのようなかわいらしい屋根のかかった美術館をバックに集合写真を1枚。

この写真にある扉を抜けて、自然と建物を感じながら緑豊かな庭を一周するとエントランスに到達します。外壁にはかわいらしい麦の穂が描かれています。

 

二日目の最初に訪れた施設は、静岡県清水市文化会館「マリナート」です。ご厚意でホールで施設の概要をお話しいただいた後、普段目にすることができないバックヤードまで見学させていただきました。学校での課題制作に活かすことができる良い経験になったのではないでしょうか。

次に訪れた施設は、静岡県富士山世界遺産センターです。設計は世界的にも有名な坂茂さん。
木の格子で造られた「逆さ富士」の周りは環境映像が映し出されている螺旋状の空間になっていて、そこを回りながら登っていくことで、富士登山の疑似体験ができるような仕掛けになっています。
この記事の一枚目の集合写真は、静岡県富士山世界遺産センターの水盤の前で撮りました。

そして、この研修の最後の見学先は海老名市立中央図書館です。既存の図書館をリノベーションして、カフェスペースや空間を活かした新しい読書空間が広がります。
1階に書籍や文具、雑貨を取り扱うショップやスターバックスコーヒーを併設し、4階にある既存のプラネタリウムはドームを活かしたキッズライブラリーになっています。見学した際には明るく落ち着いた空間の中で子供たちへの読み聞かせが行われていました。
一般の利用者もいることから残念ながら内部は撮影禁止。この素敵な空間を感じたい方は是非訪れてみてください。

 

国内建築研修旅行では、他科の学生との交流をはかれることも特徴の一つです。
同じ目的で参加をしている同士、気が付くとあっという間に打ち解け、新しい交流の輪が広がっていきます。

今回の研修では、各施設のご協力のもと、普段はなかなか見ることの出来ないバックヤードなども見学させていただき、学生たちにとってとても貴重な経験となりました。お忙しい中、ご協力いただきました施設関係者の皆様、本当にありがとうございました。

また来年も、国内建築研修旅行を実施する予定です。
学生の皆さんの参加を心よりお待ちしています!!

[見学施設 / 設計者]
ポーラ美術館 / 日建設計・安田幸一
ねむの木こども美術館「どんぐり」 / 藤森照信+内田祥士(習作舎)
静岡県清水市文化会館「マリナート」 / 槇総合計画事務所・大成建設設計共同企業体
静岡県富士山世界遺産センター / 坂茂建築設計
海老名市立中央図書館 /  株式会社アール・アイ・エー (改修前 設計:株式会社岡設計)