キャンパスニュース

2018.02.17 建築

最後の校外見学 [建築室内設計科2年]

卒業制作も無事に完成し、2年生最後の授業の日は校外見学です。

お天気は、まさかの雪*⛄⛄⛄*

極寒の中、向かった先は「自由学園 明日館(みょうにちかん)」です。

国の重要文化財でもある自由学園明日館は、1921年(大正10年)自由学園の校舎として、フランク・ロイド・ライトの設計により建設されました。建物は使ってこそ価値があるとの考えから、動態保存のモデルとして一般開放されています。

当時、帝国ホテルの設計のため来日していたフランク・ロイド・ライトは、自由学園が目指す教育理念に共鳴し、「簡素な外形のなかにすぐれた思いを充たしめたい」という希いを基調とし、自由学園を設計したといわれています。

雪化粧の自由学園 明日館

明日館の沿革を解説していただきました

特徴的なステンドグラスの前で

ホールでお茶をいただきながら空間を愉しむ

自由学園の卒業生でもある明日館のスタッフの方に、自由学園の成り立ちや、建物の特徴、老朽化に伴う改修工事の様子など、実際の写真を交えながら解説をいただき、その後館内を自由に見学しました。

建物の設計だけではなく、校舎内の照明や家具のデザインもフランク・ロイド・ライトによるものです。

内部空間も、建物との調和のバランスを考えた幾何学的装飾とインテリアで統一されています。

建築の三大巨匠の一人であるフランク・ロイド・ライトの偉大さを改めて体感したところで、次なる目的地へ向かいます!

旧岩崎邸 外観

開放感のある高い天井

最後の見学先は、「旧岩崎庭園」です。

三菱財閥岩崎家の茅町本邸だった建物と、その庭園を公園として整備したもので、園内の歴史的建造物は、国の重要文化財に指定されています。

1896年(明治29年)に竣工し、迎賓館として用いられた西洋館は、お雇い外国人ジョサイア・コンドルの設計です。

インテリアの細部まで、とても贅沢な装飾が施された空間に、学生たちは圧巻された様子でした。

実際に現地へ足を運び、自ら空間を体感することはとても大切な経験になります。

卒業後も、いろいろな建物や空間を見て、建築・インテリア業界で活躍してくれることを期待しています。

[ 建築室内設計科2年 ]