キャンパスニュース

2014.12.09 デザイン

しっかり組みあげる技術[ファニチュアデザイン専攻2B]

製品の仕上がりが、とても単純で、違和感のないモノ程、

細部に宿るディティール神様の力が存在する。

ましてや、断面形状までのぞくことができたならば、

誰しもその技術の高さに感服するだろう。

まずはこの材をご覧ください。

「あーこれほぞ穴が開いていて、差し込んで留めてるんでしょ?」

が通常の解答と思いますし、それが正解でしょう。しかし、、次の画像をぜひ見てほしい。

イメージと違う。

これが技術伝承、日本の知恵、ジャパンファニチュアマイスターの力です。

両側から入ってきたホゾが、ホゾ穴の中で隙間なくピタッと納まる。

組んだ耐久力、つまり強度も考えられた仕口(しぐち)。

この技術を学びます。

四角に穴をあけることのできる特殊マシーンを使用して、ホゾ穴をサクサクあけます。

このようなマシーンの使用の仕方も一つ一つ訓練です。慎重に。。

ノミで仕上げ作業。ファニチュアデザイン専攻になって半年の2年生。

だんだんノミ使いも気持ちよく見ることができます。

機械加工した直後は、このようなホゾ穴。それぞれの面をノミで微調整。

若年者ものづくり競技大会、本年度敢闘賞の彼も丁寧なノミ使い。

機械加工も手加工も含め、1本だけの練習で終わらず、何本も練習していきます。

できるたび、講師先生の青木健次先生のチェックをしっかりもらいます。

納まるとこのようにはまります。

1枚目の仕口は、上部の角も包み隠したさらに上級の仕口となります。

継いだ部分の仕事が、見えない。

つまりそこにはディティール神様の力を宿している証拠です。

しかしその力を発揮させるためには、完成までの手仕事の完成度の高さが必要となります。

ディティール神様の力。

学生には、何か一つでもそのような力が宿る事を期待しながら、、、、、