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2014.09.22 デザイン

自分で作る世界に1つの椅子[インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻2B ]

恐ろしいほどすごし易い秋晴れが続く9月中旬。

恐ろしいほどのテストウィークを乗り越えた猛者たち(学生)の顔が秋晴れです。

が、、徐々に気付くであろう、己を数値で評価した結果、、通称「成績表」こそが一番恐ろしいことを。。。。

今週は、そっとテスト返却。。。現実は徐々に明らかにする「JIRASHI(じらし)スタイル」

さて本題であります、、、、、

インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻が、ファニチュアデザイン専攻であるが所以。

インテリアデザイン科ファニチュアデザイン専攻3年生の前期課題「椅子」

自分でデザインした椅子を自分で製作し、自分で発表する、、まさにオンリーワンな課題。

毎年、世代的な傾向もみられるが、、今年は、スマート且つコンパクト。

しっかりとした表情で、木地調整をおこなう。製作のどの行程も気が抜けない。

自分の身体ほど大きな図面、1分の1スケールの「原寸図」も自分で描き、材料をあたります。。

若年者ものづくり競技大会の銀賞の彼もまた、作業手順を確認しながらサクサクと進めます。

パネルソーの扱いも手馴れています。

パネルソーの操作ボタンエリアに寄ってみます。。。萌えます。

赤が全停止、、黄が「始動と押圧?」(oshiatuオシアツ??)緑が「押圧」(oshiatuオシアツ??)

もう気になってしょうがない押圧ボタンですが、、触ってはならない。関係者以外Don't Touchです。

このような大きくて強者マシーン達の使い方は、2年次より1つづつ扱えるように丁寧に教わります。

講師先生でもある青木健次先生の物腰柔らかな教授法が、近年の無事故を守っております。

アンニュイなサツマイモ色に輝くヘッドが目立つ「高周波ルータ」も、、、、

微調整しつつ、、、、、

狙いを定めつつ、、、、

ちょっと暖かな指導が入って、、、微調整を繰り返し、、、

何がしたいのかって、アイツで、溝を削りたいのです。

本番1発勝負。彼とても勝負師です。

完成までには、数えきれないほどの勝負があり、それを失敗せずに勝ち残ったものが完成品になります。

完成品だけみると、「形がどう」とか「座りやすいか」とか消費者の目線になりがちですが、、、

ものづくりに関わる人の目線というのは、その裏側にどんな工程があったかも重要です。

1手1手に悩み、真剣に取り組む彼らの椅子には、そんな特殊な想いが込められています。

彼のデザインはフォールディングスタイルなチェア。

背板の角度にこだわりを感じずにはいられません。

座面の下には見覚えのない特殊な金物が搭載されているということは、、、、

そうです、フォールディングチェア、、、折り畳み椅子です。

つづいて、、、次の椅子は、ヨリの写真からドン!!

美しく並んだ格子状には、柔らかいカーブがかかっています。

こちらもヨリの写真で、ディティールを。

全貌をドン!!

フロアチェア、床で住まう日本の民には欠かせないアイツ通称「座椅子」。

もちろん↓

格子と格子は、ものすごく気持ちよく噛み合うナイスな関係。

続いてはこちら!ドン!!

デザインモチーフを多少疑うブラックな佇まい。

こちらもフォールディングスタイルですから、、、

背もたれに近寄ると、、長丁番がキラリ。。

裏返しにしてみても、チラチラと魅惑の丁番とパーツが隠れ潜んでいることがうかがえ、、、

すべての丁番を可動させると、、、、ドン!!

小鹿のような愛くるしい佇まいとは裏腹に、一面黒く塗られたサーフェイス(表面)。

ラストを飾るのは、若年者ものづくり競技大会の銀賞の彼の作品をドン!!

彼は、ノックダウンスタイルです。組み立て椅子です。

このパーツの多さに、多少の尻込みを感じつつ、、、さて組み立ててみようと、、、お願いしました!

赤と白でキメッキメの若年者ものづくり競技大会銀賞のナイスガイが、直々に組み立ててくれます。

同形状のパーツを重ねに重ね、、、

座板と背板でをスライドインして、、、、全貌ドン!!

オーソドックスなアウトラインと、繊細さ。木製家具らしい佇まい。

今年の椅子はいかがでしょう、、、実物もぜひご覧になっていただきたいので、

来る10/25(土)26(日)に催される文化祭「中央工学校飛鳥祭」

にて実物を展示いたします。

ぜひ見て触って、彼らの製作意図など感じてください!!