キャンパスニュース

2013.02.02 建築

横浜地方気象台を見学

本日は横浜地方気象台を見学しました。ここは横浜地区の気象を観測し、データを全国に発信するための施設です。さまざまな測定機器もありますが、この施設の注目するところは新庁舎の設計を建築家の安藤忠雄さんが手がけているところです。今回は特別に普段見学ができない場所を見せていただくことが出来ました。

横浜地方気象台

この写真は地震が起きた際、その震度を測定する機器です。四角いコンクリートから伝播する揺れを測定します。このコンクリートの足元には溝がありますが、これは震度をより正確に測定するために建物と切り離しているからだそうです。手前にあるパネルは伊豆諸島で発生した地震データを記録した用紙です。現在はデジタルデータ化されているのでこういった記録用紙は無いとのことでした

地震測定器

ここは受水槽や給水ポンプ、中水用消毒装置、ろ過装置等を設置した室です。給排水衛生設備の授業を思い出しながら見学をしました。写真にはありませんが、この建物の給排水衛生設備の系統図が掲示されていて、図面と比較しながら配管周りを見ることが出来、楽しかったです。

受水槽室

ここは発電機室です。横浜気象台はさまざまなデータを取り扱ったり、発信したりするので、多くの電気エネルギーを必要とします。災害時に停電が起こると情報発信などが出来なくなるので、ディーゼルエンジンを用いた大型発電機を設置しているとのことです。エンジンが動くと機器からの発熱量が多くなるので空調システムが重要になると説明がありました。

発電機室

気象台の屋上には風速測定塔があり、風速計や日照計などが設置されていました。建物の一番高いところにあるので、そこから港のほうを見た景色が写真になります。

屋上から前庭を見下ろすと雨量や積雪量を測定するエリアを見ることができましたが、本日はエリア内に残雪がありその残雪も測定する要素のため屋上からの見学となりました。

屋上からの眺め

午後から班ごとの見学になりました。まず全員で横浜大桟橋を見学し、その後それぞれ横浜市内の建築物に分かれました。

横浜大桟橋のホールの空調設備は設備科OBが設計したとのことで、興味がありました。床下のスペースを使用して空調の吹出・吸込を行い、駐車場脇に大型の冷却塔が設置されていると聞いたのですが、よく見ることが出来ませんでした。残念。

大桟橋

ここは『King』と呼ばれている神奈川県庁の屋上です。後ろに写っているのは冷却塔で全部で4台設置されていました。普段目にする冷却塔は丸い型をしているものが多いのですが、ここは角形で2台で1機のタイプでした。

ここからは大桟橋や赤レンガ倉庫が一望できました。また建物内には県庁の歴史を見ることが出来る展示スペースもありました。

今日は1日有意義な横浜見学となりました。

これで設備科の見学は全て終了です。皆さんお疲れ様でした。

神奈川県庁(King)

[建築設備設計科2学年]